近年、SDGs（Sustainable Development Goals）と呼ばれる持続可能な開発目標や、ESG（Environment Social Governance）投資と呼ばれる環境への投資が注目されています。DPS社では、コアテクノロジーであるDualPore™を応用して、環境負荷を減らす提案・努力を重ねて参ります。
※SDGsとESGはともに国際連合によって提唱された造語で、今や、企業の長期的成長には欠かせない課題となっています。これらの課題への取り組みは、それぞれの企業や団体の経営状態や運営方法によって異なりますが、一般的には、環境保護、循環型生産システム、エネルギー効率、クリーンなエネルギー、食糧廃棄削減、生態系保護、移動（モビリティー）、健康（ヘルスケア）など、多岐に及びます。
人にも環境にもやさしい製品を独自技術で
DPS社のコアテクノロジーであるDualPore™は、独自の特殊構造を持つ多孔質体技術で、多様な使用環境下において高い性能を発揮します。その主たる製品であるDualPore™シリカを応用した製品：金属（メタル）スカベンジャーは、従来の技術では回収困難だった微量濃度の金属元素を一段と低濃度にまで効率的に吸着させます。これまで工場排水として廃棄されていた有用貴金属を濃縮回収し再利用させ、あるいは排水中に含まれる金属濃度の限界まで低減させ、環境負荷を減らすことが可能です。
これによって得られるメリットは多岐に及びます。環境へのダメージを減らすだけではなく、製造工程で使用する貴金属量をリサイクルすることも可能で、貴重資源の効率利用と企業運営の負荷低減を、同時にもたらします。
また、シリカという自然界に酸素の次に豊富に存在する普遍的な元素を素材にしているため、人にも環境にもやさしい製品としてご利用いただけます。
化学技術力と公共性の高さを認定されました
DPS社のコアテクノロジーは、公益社団法人新化学技術推進協会グリーン・サステイナブルケミストリーネットワーク会議(略称: JACI GSCN会議)、第19回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞(略称:GSC賞)を受賞しました。
GSC賞は、グリーン・サステイナブルケミストリーの推進に貢献する優れた業績を挙げた個人、団体を表彰するもので、環境負荷低減を中心とする視点のみならず、長期的・全地球的規模の課題の解決と、より健康で豊かな社会の持続可能な発展をもたらす牽引役としての発明・テクノロジーにもたらされるもので、今回、当社のDualPore™シリカが大きな可能性を秘めたテクノロジーとして認められました。
ようこそ、DualPore™ワールドへ！
